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Database Vault

このページでは,Oracle Database の Database Vault についての簡単な説明と,そのサイトにて行う手順の流れを説明します。

Oracle Database Vaultは,特権ユーザーによる不正アクセスや操作を防止し,データベース内部での強力な分離制御を実現する機能です。
Oracle Database Enterprise Editionの追加ライセンスオプションの1つとして提供されており,Oracle Database Cloudサービスでは「High Performance」以上のエディションにてお使いいただけます。

主な機能として「レルム」を使ったスキーマおよびオブジェクトへのアクセス制限,「コマンド・ルール」によるSQLクエリの制御等があります。
これらの制御機能により,DBAなどの強力な権限を持つユーザーの操作に対しても制限することができ,大規模組織での分掌管理や規制対応が容易になります。

Database Vaultを体験するための手順として以下を用意しています。

  1. Database Vaultの有効化
  2. Database Vaultの準備(レルムの作成と認可)
  3. Database Vaultの動作を確認する
  4. Database Vaultを無効化する

上記に加え,発展として「二人制整合性を設定・体験する」手順もあります。

この手順で行うシナリオは以下の画像のようになります。始める前に確認しておくと理解が捗ると思います。

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また,Database Vaultには様々なコンポーネントが出てきます。すでに作成したものは何か,どのような名前だったかなど,確認したい場合もあると思います。 そのようなときのために,よく使う確認クエリを以下のページにまとめていますので,手順を進める中の参考としてご利用ください。

各コンポーネントの確認クエリ

Database Vaultの構成および有効化を行い,その後Database Vaultの管理者ユーザーを作成します。

2. Database Vaultの準備(レルムの作成と認可)

Section titled “2. Database Vaultの準備(レルムの作成と認可)”

Database Vaultを有効化しただけではまだ強権限を持ったユーザーはデータを閲覧できてしまいます。 そこでこの手順ではレルムと呼ばれる保護領域を作成し,保護したいオブジェクトをレルムに登録します。 その後,そのレルムにアクセスできる認可設定(レルム認可)の設定を行います。

設定したレルム認可が正しく動作し,許可されたユーザーのみがデータを閲覧できることを確認します。 ここで行う動作確認イメージとして,上記のイメージ図も参考にしてください。

最後に環境の掃除として,ここまでの手順(1~3)で設定・作成したコンポーネントを削除し,Database Vaultの無効化を行います。

また,各コンポーネントの確認クエリについては「99_checkComponent.md」を参照してください。

発展. 二人制整合性を設定・体験する

Section titled “発展. 二人制整合性を設定・体験する”

Database Vaultのコンポーネントを組み合わせることで,あるユーザーに対して,特定のユーザーがログインしている場合にのみ,接続(またはコマンドの発行)ができないようにすることができます。 これを「二人制整合性」または「二人制ルール」と呼び,この手順ではこの設定および動作確認を行います。 最後にこの二人制整合性設定を削除し,手順3が終わった状態までに戻します。

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